2008.04.25
可搬型電子保健医療手帳に関する調査研究 報告書
 
 「可搬型電子保健医療手帳に関する調査研究」報告書は、財団法人機械システム振興協会より、財団法人医療情報システム開発センターが平成19年度事業として受託した「可搬型電子保健医療手帳に関する調査研究」の成果をまとめたものです。  国民の健康を維持、増進するとともに医療費の伸びを抑制する施策として、国民一人一人が、個人の健康・医療情報を、生涯を通じて管理、活用できる基盤を形成する必要があります。本調査研究では、個人が自己の健康・医療情報を管理・活用する方法として、個人が容易に管理できる電子保健医療手帳を提案し、ここにどのようなデータを、どのような形式で記録し、医師などにどのように提供すればよいか、など、電子保健医療手帳の課題の抽出と対応策を検討したものです。
 具体的には、医師や保健師に電子保健医療手帳に記録する情報についてヒアリグを行うとともに現在ある健診文書や医療文書のデータ項目について調査を行いました。健診システムや電子カルテのシステムベンダーからは、システムの機能やデータの構造・形式などについてヒアリングを行いました。電子保健医療手帳には、特定健診など健診情報や既往歴、予防接種歴、医薬品の服薬歴などの診療情報を、更には、自宅で測った体重、血圧、腹囲、食事の内容、運動の内容やフィットネスクラブでの測定値などを記録することが考えられます。
 本調査研究では、文字、数値、画像、グラフなど多様な形の健康情報を記録する形式としてPDF形式での保存を提案しています。PDF形式は、スキャンされた情報や画像を容易に記録することもできます。電子保健医療手帳の用途としては、全ての個人向けとして診療の受診時での利用、また必要ないしは希望する個人向けとしては、疾病管理、疾病予防や健康増進などがあげられます。診療受診については、記録する情報として予防接種歴と服薬歴に絞ることを提案しています。
 この調査研究が、個人が生涯を通じて自己の健康・医療情報を管理、活用できる基盤を形成する際の一助となれば幸いです。

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  • 「可搬型電子保健医療手帳に関する調査研究」報告書 PDF形式(3448Kb)
  • 「可搬型電子保健医療手帳に関する調査研究」概要 PDF形式(1551Kb)