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2007.11.08 |
香川県 |
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香川県では、「かがわ周産期ネットワーク」と「かがわ遠隔医療ネットワーク」の機能統合、香川大学医学部附属病院の大規模な電子カルテとWeb版周産期電子カルテの連携、他の3地域を含めた4地域を相互に接続するサーバの構築を行う。
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かがわ遠隔医療ネットワークとかがわ周産期ネットワークの機能統合 |
香川県においては、2000年6月から画像センター構想「かがわ遠隔医療ネットワーク(Kagawa-Medical Internet Exchange、K-MIX)」がスタートしており、今回のプロジェクトにおいては、「かがわ周産期ネットワーク」と「かがわ遠隔医療ネットワーク」両者の機能統合・強化を行う。(http://www.m-ix.jp/)
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大学病院等で稼働する大規模な電子カルテシステムとWeb版周産期電子カルテの連携 |
香川大学医学部附属病院等で稼働する大規模な電子カルテシステムにおいては、原則的にすべての診療科で利用できることになっているが、いわゆるSOAP形式による記述形式が多く、妊娠管理のように数値情報を取り扱うには機能が不十分であった。また、他の産婦人科医療機関と電子カルテを用いた病・診連携は全く実現していなかったのが実情である。今回開発するWebによる電子カルテは、日母標準フォーマットを利用することにより、大病院の電子カルテシステムと基本的な診療情報を相互に共有できることが大きな特徴である。
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Web版周産期電子カルテの開発 |
Web版周産期電子カルテは、Web技術を応用した画期的なもので、インターネットに接続されたパソコンであれば、Webブラウザ(Internet Explorer)を用いることにより、全国全世界のどこからでも利用できることが大きな特徴である。特別なソフトをインストールする必要がないため、維持、管理費を非常に安価にすることが可能である。また、医療情報はすべてセンターのサーバに保存され、個々の診療所のパソコンにはデータを残さなくてもよいため、これまでの情報管理の煩雑さも大幅に軽減する。セキュリティ確保の観点からも使いやすいシステムと考えられる。 |
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4地域データ連携サーバの構築 |
4地域の特性にあわせて構築された周産期ネットワークのシステムを相互に接続させ、データ保存やセキュリティを検証する。
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